5歳児くじらチームで、今、子ども達と秘かに取り組んでいる活動を、

すこ～しだけ、お伝えしようと思います。

ここ、どこだか、わかりますか？↓

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここは、5歳児くじらチームにある押入れで、

上下2段に分かれていて、子ども達の作品や保育教材が沢山収納できる仕様となっています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　保育士等が、教材を取り出した時に、ちょうど近くにいたHくんが押入れ内の

空いていた隙間を、こっそりと見ていて興味をもち、

「ここ、僕のお家にしたい！」

と、Hくんが大きな声で呟いたのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その第一声をきっかけとして、早速、みんなで、

押入れの拭き掃除や片付けをして、広いスペースを確保しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、三雲くじら保育園のブログにも何度も登場している

園のおじいちゃん先生でもあるTさんを呼びました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Tさんも、可愛い子ども達に頼まれると、忙しくても、

すぐに手を止めて、子ども達の声に耳を傾けてくれます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「Tさん、こっちこっち～手伝って～！」

押入れの中でやりたいことを伝えると、Tさんは板や照明などの準備に入ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「押入れの中で、昼寝がしたい」

「給食を食べたい！」

「パーティーがしたい」

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子ども達の夢は、どんどん膨らみます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな中、やりたいことが沢山あって、押入れを自分の家にしたいと話をしていたＨくん。

早速、Ｔさんの隣に座り、作業がスムーズに進むように、テープを切って渡したり、

ライトを付けてほしい場所を伝えます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　順調に進んでいるなぁ～と思っていたのも つかの間、

渡しているかと思えば、Ｔさんの顔にテープを貼って楽しんでいる様子…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｔさんも特に怒ったりする様子もなく、終始にこやかです。

まるで、おじいちゃんと孫の関係みたいで、ずっとずっと　見ていたいって思った瞬間でした。

子ども達の夢、押入れの素敵なお家の完成までは、あと少し、

そして、5歳児くじらチームの子ども達が卒園するのも、約1ヶ月とあと少しになりました。

就学に向けて期待も、高まってきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子ども達と共に過ごせる時間を大切にしながら、

園生活で、やり残したことがないように、

また、子ども達のやりたいこと何でもくじら級を、

職員みんなで、叶えたいと思っています。