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窒息事故防止についての職員研修をしました!

食品による窒息で幼い子どもの命が失われる事例が、度々発生しています。
園でも定期的に園内研修をしていますが、
再度、窒息事故防止や予防策について、園の看護師よる研修を行いました。

なぜ子供に窒息が起こりやすいのか?
子どもの側の要因(食べる力、噛める姿勢、食事の時の行動)
食品側の要因(食品の固さ、噛みきりにくさ、弾力性、大きさ、形状)
「窒息ゼロ」を目指すには窒息を起こしうる「子ども側の要因」「食品側の要因」を
出来るだけ減らしていくことが大切です!
そして月齢だけではなく、個々の噛む力や食べ方を把握し、職員間の情報共有をしっかりと行い、
「しっかり噛める姿勢」+「集中できる環境」を整えてあげましょう!
それでももしも窒息がおこったら・・・・
窒息になると3~4分で顔色が悪くなり、5~6分で呼吸が止まり、心停止となります。
「窒息しているかも」と思ったら迅速に対応することが大切です。
窒息になった時の対応方法を人形を使って実践しました。

背部叩打法と胸部突き上げ方(1歳以上の幼児は腹部突き上げ法)を繰り返します。
意識が消失した場合は心肺蘇生にきりかえます!
なかなか実際に経験することがないので、手技の再確認をすることができました。
研修を通して職員間でも子ども達の食事内容や食事の仕方についてお互いに話し合ったり、「こうしたほうがいいかな?」「これも気をつけたほうがいいかも」と考える機会にもなりました。
園での「窒息」に対する意識を高め、ご家庭とも連携しながら
子ども達の食べる力を育てていき、安全に食事ができるように
していきたいと思います。