- 5歳児 くじらチーム
5歳児くじらチーム「よ~いしょ、よ~いしょ!みんなで、力を合わせて…」
4月の初めには、沢山の花を咲かせていた 園庭の木々。
後半には、花びらのじゅうたんで、子ども達を楽しませていました。
5月に入ると、芽吹いた若葉の緑も日に日に濃くなり、
新緑の眩しい 三雲くじら保育園です。
さて、今日は5歳児くじらチームが園庭で遊んでいた様子をお伝えします。
「ねぇねぇ、あそこ見て!! あそこに、何か 丸いものが見えるよ。」
と、木を見上げて、何かを発見した Yくん。
その声を聞いて、近くでボール遊びをしていた友達も気になり、集まってきました。
長い時間をかけ、下から木を眺めたり、少し離れた場所から見て、子ども達が計画を練っています。
子ども達の会話からは、
「僕達だけでは、できないよ。先生を呼ぶ?」(聞いていない素振りで、聞いていました)
「木がざらざらしているから、登ったら、手が痛くなるよ。虫がいたら、怖いよ」
「別の方法は、ないかな?」
子ども達は、様々なアイディアを出していましたが、
その中の一人が、両手で木を押し始めました。
「僕だけの力では、無理だよ…」
すると、子ども達が集まりみんなで、木を囲いました。
「よ~いしょ、よ~いしょ!あ~、全然 落ちてこない。力が出ないよ。」
「じゃあ、給食を食べて、力をつけてきてから、またやろうよ!」
「わかった!じゃあ、私が給食を減らさずに野菜を全部食べて、力をつける!!」
普段は、野菜が苦手なKちゃん。頼もしい発言に、周りの子ども達も
「Kちゃん、頑張って 食べて!」
と、応援していました。
友達と遊ぶ経験から、様々なアイディアや協同性が芽生え、
また今回は、苦手なものにも挑戦し、克服しようとするKちゃんの姿が、食育に繋がりそうな予感。
子ども達の遊びは、まだまだ続きそうです。
さて、子ども達が見つけたものは、一体 何の実 だったのでしょうか。
次回を、お楽しみに。